リュックをビジネスバッグとして使ってもいいか迷ってるビジネスパーソンは多くいると思います。この記事では、『なぜダメだと思われているのか』『NGな使い方』を解説し、『その解決策』と『オススメの使い分け方』を具体的に書きました。
ビジネスシーンに合わせて正しく使い分けることで、リュックの弱点はなくなります。移動の快適さを考えれば、リュックは最強のバッグの一つです。
同じビジネスパーソン仲間として、みなさんが少しでも快適なビジネスライフを送れるようになれればと思います。
リュックをビジネスバッグとして使うのはアリ?大事なのはシーンに合わせた使い方!
結論から言いますと…全然アリです!
時代の変化に合わせてビジネスパーソンの持ち物も変わっていきます。街中を見渡せばリュックを使っている方はたくさんいます。世間から支持を得ているなによりの証拠です。
たとえば、ボタンダウンシャツです。
少し前まではビジネスシーンには不向きとされてましたが、ノータイの文化が浸透した今では、みなさん普通に着てますよね。もちろん大事な契約の時やフォーマルなシーンには不向きですが、ボタンダウンシャツはすでに市民権を得ているアイテムです。
つまり大事なのは、シーンに合わせた使い分けです!
この記事の要点
- シーンによって、リュックとブリーフケースを使い分ける
- スーツの着こなしを意識し、季節によって使い分ける
- 3WAYバッグはオールマイティなアイテム
なぜリュックが「ダメ!」と思われているのか
「仕事するのにリュックなどけしからんっ!」と考えている方の多くは年配のビジネスパーソンです。これの理由は、昔は持ち物が少なかったことが由来していると思います。
今ほどパソコンが普及していなかった頃は、ノートパソコンを社外へ持ち運ぶということがありませんでした。というより、ノートパソコンを持っている人も少なかったですし、それを個人へ支給されることもありませんでした。
ただ、時代は変わりファックスからメールへ、紙媒体から電子資料へとビジネス環境は大きく変わりました。そのため、ノートパソコンやタブレット端末を持ち運ぶ機会が増えました。そうなると荷物の量と重さはぐんと増えます。マウスやバッテリーケーブルなどガジェットも持ち運ぶ必要がありますので。
となると、ブリーフケースではとても重さに耐えられません。
だからこそリュックが支持されてます。このビジネス環境の変化に鈍感な方たちが「リュックNG!」と言ってるだけです。
気にすることはありません。
石頭なあなたの上司にノートパソコン入りのバッグを運ばせてやりましょう!一日で根を上げるはずです(笑)。
でも、こんな使い方はNG!

だからといって、どんなシーンでもリュックがOKというわけではありません。こんなシーンではリュックは不向きです。
- 新規営業先への訪問時
- 大事な契約時
- ご挨拶や謝罪の訪問時
このようなシーンではリュックは避けた方が無難です。
理由はシンプルで、ビジネスバッグの王道はやはりブリーフケースだからです。バリっとしたスーツにブリーフケースの着こなしは、相手に大きな信頼感を与えます。自然に『仕事できる感』をアピールできるので、勝負場面ではリュックは避けてブリーフケースにしましょう。
あと、着こなしの面でとても大事なのが…
ジャケット着用時にはリュックはやめましょう!
『ジャケット着用時』というのは、スラックスにスーツジャケットのツーピーススタイル時のことです。
↓ こちらがツーピーススタイル ↓

なぜダメなのかというと…
- ジャケットが着崩れて、だらしなく見える
- ジャケットとショルダーベルトが擦れてスーツが痛む
からです。この2つはとっても大事です!
スーツをカッコよく着こなすためには、シワは大敵です。リュックを背負うと、どうしてもジャケットの形が崩れてシワが出てしまい不格好になってしまいます。
また、ショルダーベルトとスーツ生地が擦れてしまい、肩の部分にテカリが出てきてしまいます。これって自分では気付きにくいのですが、肩がテカってると、みっともなく見えてしまいます。
そのため、アウターを着ない季節の時は、リュックではなくブリーフケースにしましょう。
一転し、チェスターコートやステンカラーコートなどのアウター着用時は、リュックスタイルはキマります。アウターを着ることでスーツのヨレが見えなくなり、シルエットがキレイなIラインになってとてもスマートに見えます。また、スーツの肩が擦れて痛む心配もなくなります。
季節に合わせたオススメの使い分け
- アウターを着る季節はリュック
- スラックス・ジャケットの季節はブリーフケース
- ワイシャツスタイルの季節はリュック
ビジネスシーンでも使えるリュックは?

ただし、どんなリュックでもいいのか?というと、そうではありません。ビジネスシーンに溶け込むものでないと浮いてしまいます。
ビジネスシーンに溶け込むものというのは…
- ベースの色は黒、グレー、ネイビー
- 装飾が少ないもの
- ハイブランドでないもの
- 使っている色は多くても3色以内
です。
できれば上記4点をすべて満たしているものにしてください。
3WAYバッグは万能
シーンによって使い分けるには、会社にブリーフケースも置いておかないといざという時に困ってしまいます。そこで、オススメなのが3WAYバッグです。
3WAYバッグについてはコチラにも記事がありますので、ぜひご覧ください。
TUMI(トゥミ)の3WAYビジネスバッグの使用レビュー。オススメな点と残念な点
リュック・ブリーフケース・ショルダーバッグと用途に合わせて使い分けることができる万能バッグです。わたしはTUMIの『スリム・スリーウェイ・ブリーフ』を使用してますが、とても便利です。
以上、リュックをビジネスバッグとして使うことに悩んでいる方に、少しでも参考になればと思います。
ログスタの Sora でした。
それではまた。
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